1.乾燥
「乾燥」は加工前の大切な作業です。障子が狂いにくいためには、十分な自然乾燥が必要です。
2.木取り
製材された板から部品にカットする作業です。この作業が仕上がり品質を決定します。
3.木造り
カットした部材を鉋盤(かんなばん)で表面をなめらかにし、2面の直角を出す機械にかけます。
4.墨付(すみつけ)
部材に穴をあける位置や手掛けの位置などを書き込んでいきます。わずかなずれが作品のバランスを崩してしまう為、かなりの精度が要求されます。
5.組子(くみこ)
障子の桟を複雑に組み合わせる作業のことです。さまざまなデザインがあり、最近では、この複雑な成形をNC工作機械(コンピュータプログラム)に任せて行う場合も増えてきました。
6.手鉋(てかんな)
組子と桟を組み立てた後の、段差をなくすための作業です。熟練された職人が手鉋(てかんな)を充てて行います。
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