徳島県建具同好会
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 たてぐ(建具)って何?
たてぐ(建具)とは 「窓・出入り口・間仕切りなどに取付ける戸・襖・障子などの総称です。

具体例としては、家への入り口玄関のドアや格子戸、部屋を機能的にする室内ドア、また和室の障子やふすま、雨風を防いでくれる窓やサッシなどのことを言います。
クローゼットなど収納スペースの扉も建具の仲間です。

最近では洋風住宅が増え、和室が無かったり、ドアなどアルミ製になったりして家の中に使われている『木』が少なくなっていますが、木製建具はジメジメした梅雨の時期には水分を蓄え、夏になると水分を放出して室内の湿度を調整して、家とそこに住む人を守ってくれるのです。

木製建具の持つ『湿度調整機能』は素晴らしい大自然からの贈り物であり、限りなく人に優しい天然素材なのです。



 気になる製造工程




1.乾燥
「乾燥」は加工前の大切な作業です。障子が狂いにくいためには、十分な自然乾燥が必要です。

2.木取り
製材された板から部品にカットする作業です。この作業が仕上がり品質を決定します。

3.木造り
カットした部材を鉋盤(かんなばん)で表面をなめらかにし、2面の直角を出す機械にかけます。

4.墨付(すみつけ)
部材に穴をあける位置や手掛けの位置などを書き込んでいきます。わずかなずれが作品のバランスを崩してしまう為、かなりの精度が要求されます。

5.組子(くみこ)
障子の桟を複雑に組み合わせる作業のことです。さまざまなデザインがあり、最近では、この複雑な成形をNC工作機械(コンピュータプログラム)に任せて行う場合も増えてきました。

6.手鉋(てかんな)
組子と桟を組み立てた後の、段差をなくすための作業です。熟練された職人が手鉋(てかんな)を充てて行います。



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